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2018年6月2日
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6月になってしまった。 今日も濃い練習だった。 (帰宅後は疲労感半端ない) まずは【島よ】 女声パートが前、男声パートが後列に並び、各パートのメロディーラインを細かく確認した。 アルトの私はいつもは遠い位置のベースの声を熱い炎のような勢いを背中に浴びた。何度も歌ってきたのにベースパートの旋律が新鮮だった。
この曲をどう歌えばよいか。 物語の始め、アルトのハミングは大切。体が三倍になったつもりでアルトらしい太い声を出そう!そして、心を合わせよう。 しまよ しまよ しまよ・・と続く、これも大切。 碧い日々に・・。碧の色が目の前に広がっているか? うずくまるもの、むなしさ、ただ一人なのが伝わるか? まぶしさ、降りしきる雨の中、炎だったこと、そして、(私の大好きな)菫、紫・・島はあたらしくなる。 島よ 私ではないのか。 ああ、結局全部が大切なのだ。 尾崎さんから言われてきてことを全部やればいいのだ。 休符の間に次の言葉を準備すること、KやHをとばすこと。のびやかな声、役者のように演じること、言葉として自然な表現も必要だ。 色んな経験を重ねた仲間で心を合わせて歌いたい。
次に【帆をあげよ、高く】 小久保先生の熱い言葉のシャワーを浴びて皆のエネルギーが溢れていった。 1番「翼よ、お前の空を翔ろ」 冷静さを持って歌うこと。オートマチックに。音の頂点は軽く。16分音符を均一に。しっかり数えて入る。数えてきた人が指揮を見る権利がある。(風を知れ・風を知れ・・)通りすぎた感じで。初めが強い。クリアに音階が見えるように。バトンを繋げる。手渡す。 居合い抜きの剣を抜くようにシャーーッと。 数えきれない先生からの言葉のシャワーである。 私自身、どう歌えばよいのか不安だったのが、冷静さを意識すると曲が見えてきた。 音符通りと思っていたが、やれてなかったことに気づく。リズム通りに刻んで言葉をクリアに発することは、意識しないとできない。隣で歌う一年生が「タタタタタッ、タタタタタッ」と何度もリズムを口ずさんでいた。一生懸命だ。私もがんばらねば! 2番「春愁のサーカス」 混声版もいいなと思わせるように、歌いたい。 3番 「帆をあげよ、高く」 ソリストのオーディションを聴いて、それぞれの思い入れを感じる。 実年齢とは違うけど、永遠の二十歳の海を、帆をあげ、越えよー越えよー越えよー 本番まで、後二十日間ある。 やれることをやれるだけやって、よいステージにしたい。 アルト いづみ
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