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2021年8月21日
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今日もzoomr練習
首都圏のコロナの蔓延状況は過去最悪を更新し続け、今、感染して入院すべき病状になったりしたらなかなか病院が見つからないそうで、恐ろしい限りです。そんな中、ZOOMとはいえ練習ができることはありがたいことと感じます。集合練習ができないのなら意味がないと感じる方もおられるでしょうし、確かにZOOM練習は、臨場感、一体感、満足度、充実感などにおいて、集合練習にはかなう訳がないです。しかし、致命的とも思える制約の中とはいえ、少しでも音楽に携われる喜びがあるのはとても尊いありがたいことではないでしょうか。ZOOM練習は、練習内容をどうするかなど進め方について特に技術系の方の負担が大きく、申し訳なく感じます。今日も、指揮者Iさんには、仕事の休憩時間をZOOM練習の時間にあててもらいました。 今日の練習は、まず、北條先生の発声指導です。肋骨の中の筋肉をほぐすことから始まりました。水泳の時のような腕の動きも使って肋骨を前後左右に広げるなど。腹直筋を意識して息との連動。いつもながら頭が下がりますが、対面でできない環境下においてできることを考えていただきご指導くださいました。 そして、指揮者Iさんで「優しき歌」のVとW。次の2点が特に印象に残っています。まず、細かいクレッシェンドディミネンドをやらないとこの曲の面白さがでない点。ただでさえ、この曲はとても繊細で常時集中力を高めて速度の変化についていかないと対応できない印象がありますが、そのうえで短いフレーズ内の強弱の変化をこなせてこそ、曲が求める世界に近づけるのでしょう。そして、和音の展開。速度の変化や正確な音程だけでなく合わせる力があってこそと感じますが、減七からdurへの解決などという和音の展開の妙を表現できる(その前に自分たちで感じることができる)のかなと思います。こうしたこの曲の聞かせどころは簡単ではないですがマスターしたいものです。
ベースのTT
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