Academy-OB Choral Diary(練習日記)

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各パート順に、団員が持ち回りで書いています。
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2017年6月16日

『あと7日』
記事の編集
 タイトルは、新装なった法大市ケ谷キャンパス.富士見ゲート地下2階の多目的ホール「オレンジホール」の正面横に掲げられたボードの文字です。
練習開始前に、1人の学生が丁寧に書いていたもの。言わずと知れたアーリー本番までの日数です。チケットの品不足と言い、今年のアカデミー合唱団はこれまでにない意気込みを感じます。OBも平日にもかかわらず多くのメンバーが参加しての練習、テナーのY氏にいたっては有給休暇を取っての参加とのことでした。

 今日は18:30から体操・発声、次いで19:00〜21:00と小久保先生の指揮で合同ステージの練習でした。
曲目は先週からの予定に従い「くちびるに歌を」から。全体の流れは分かったはずとのことで各フレーズに区切り、特に「言葉のニュアンスの違い」を考えさせられたレッスンでした。例えば32小節や110小節の3つ目のフレーズでは、“誰のため”でもない、ひ・と・の・た・め・にも〜、の“ひとのため”とはどう歌うべきか、そこには優しさがあるはず、と…。

次いで「中田喜直の四季」。同じように曲全体の中での各フレーズの意味を感じるようにと、《雪の降る街を》の男声パートの出だしを、左右の足に重心を変える、すなわち雪道を踏みしめるように歩きながら歌うレッスン、《さくら横ちょう》の「その後どう」では、作曲者が二重母音を装飾音符にした意味を考え、優しく訊ねるニュアンスを忘れないでなど。然り、の思いでした。

 最後の「フィンランディア」では、二つの強いメッセージがありました。
1つは、現役もOBも極力暗譜で!持ってもいいが眺める程度で、とのことです。32小節と少し、これはやらなければとの思いにさせられました。
2つ目は、歌声を響きの上に乗せていくとの指導です。つまり、合唱は吹奏楽団に対し声量で対決しては勝てない、吹奏楽は編成上横の壁と後の壁を”響き”に使う、それで天井には我々の“歌の響きの余地”を残しているとのことです。これは吹奏楽を6年、合唱を10年以上やっている自分も考えなかった視点で、目から鱗の思いでした。

 来週木曜の慶應日吉キャンパスでのゲネプロには信長先生も来られるとのこと。我々初の吹奏楽団とのコラボレーション、先生に喜ばれる演奏をしたいものです。

Ten.PM




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