Academy-OB Choral Diary(練習日記)

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各パート順に、団員が持ち回りで書いています。
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2016年9月3日

【メンバーも増えて!】
記事の編集
- 桜山キリストの教会 13:00 〜 17:00 -

今日のトピックスは、何と言っても 6期大小田さん、7期武信さんが参加くださったこと。もちろん 9th Concert を見据えてくださっているはず。本当に心強く感じた。

恒例の鎌田お姉さまの体操に引き続き尾崎さんの発声練習。今日は音階を追ったり高音を出すことはなく、もっぱらパート内・互いのパートを聴き合い和音を確認する練習だった。
尾崎さん曰く、「和音では個性は必要ない。美しい声を出そう、良い声を出そうと思う必要もない。隣りの人と混(ま)じるだろうか、を考えて。」とのこと。まさに Ola Gjeilo に繋がる発声練習だったと思う。私は昨年、Ola Gjeilo を歌うにあたって話された、以下の尾崎さんメッセージを思い出した。

「皆さんに貸して頂きたいことがある。最終的に、皆さんの個性を殺してほしい。個性的な、ということを無くしてほしい。パートでひとつの塊としてほしい。今までの皆さんにとっては苦痛かもしれないけれど、楽に歌っているやり方を止めて、隣の人や他のパートのために歌う、ということをやってほしい。それができないと、北欧の Gjeilo の曲は歌えない」と言われたこと。

そのまま「SANCTUS: London」の練習に入った。歌い終えたとき、次回 Ola Gjeilo を歌うときまでに、次の2点だけはしっかり復習しておきたいと思った。
・何度かある転調のタイミングでの最初の音程を押さえること。
 (16小節目4拍目、28小節目 etc)
・30小節目最初や、33小節目最初の音など、三和音(ドミソ等)で解決する前の、パート間のぶつかりの仕掛け(自分の音)を確認すること。

途中で、北條先生が 8月24日に「合唱エクササイズ 表現編1」を出版・発売されたことが紹介された。今後3巻まで続くとのこと。下記の URL で北條先生のメッセージも見られるので、ご興味のある方はご一読を。
http://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shopdetail/000000006343/</a>

曲の練習はキュイジーヌへ。キュイジーヌは逆順だった。

千代田区コーラス・フェスティバルでは、「パエリア」と「インド風チキンカレー」の2曲。尾崎さんより以下の話があった。
「現在の練習では続けて演奏すると8分、本番の制限時間は7分のため縮める必要あり。またこの2曲だけでなく2ヶ月でキュイジーヌを仕上げていきたい。その間に2週間で1回しか楽譜を開かない人もいるかもしれない、そうすると忘れることが大きい。従って取り戻すのに1時間かかる。前もって楽譜を開いてそうならない(時間を無駄にしない)努力を!」。

ずっと聴いているだけだったので偉そうなことは言えないのだけれど、次回から歌おうと思っている私が「これだけは、次回尾崎さんに言われないようにしよう!」と思った注意点を各曲2点ずつ書きます。

「X.大阪風お好み焼き」
・歌い出し、“こむぎこを”のシンコペーションをしっかりと出す。斜に構えた感じで“ぎこ”が強め。“ぎ”や“べにしょうが”の“が”は鼻濁音でなく濁音で。
・13 14小節目の“こんぶ”“かつお”“いちばん”にビートを乗せて。

「W.オムレツ」
・6小節目“オムレツ”の“ツ”は4分音符!伸ばさない。
・17小節はmf、18小節はmp。“やわらかな”の“や”は“Ya”で。“Iya(ぃや)”は NG。

「V.パエリア」
・16部音符は必ず“H”を入れる。“スペインはと"ホ""ホ"く”、な"べ""ヘ"に”、“オイルをし"ヒ""ヒ"て”など。
・29頁3段目、1小節目 の Sop と Ten の“オリーブ”の“オ”はスタッカートでよい。

「U.インド風チキンカレー」
・24頁“あたためなおし”の“し”、“かきまぜながら”の“ら”などの全音符を軽くクレッシェンド、また25頁の最初の四分音符につながる“ひをとめる”の“る”は、十分に保って(低音の“いろ”を待って)。
・25頁3段目、2小節目から、3連符の2つ目の音をしっかり取って粘った火曜サスペンス劇場!

「T.スパゲッティ ペスカトーレ
・アルデンテーの“テー”は十分に伸ばす。
・ペスカトーレの“レ”は巻いて良い。

 以上、ここのところ聴くだけだった Ten.PM でした。




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