「ジャズミサを演奏するにあたって」 19th 尾崎 徹
アーリーでの演出についてこの機会に説明を加えておきましょう。
そもそも私達は今回のジャズミサを本来のミサとして演奏しなければなりません。
言葉はやはりミサ通常文をはっきりと正しい発音(しかし作曲者の意図を汲み
ながら)で演奏する必要があります。ジャズだからといって発音やアクセントが
磨耗しては駄目です。ミサ曲だけれどジャズのリズムにのっているという意識が
必要です。ただいつものミサと違うところは‘観せる’ことを普段より意識し
アピールすることが大切だということです。中途半端な動きは聴衆の失笑を買う
ことになります。「私達はノッてる、みんなも同じ気持ちを味わって」ぐらいに
大胆に表現することが必要です。
昨年暮れ、この欄で今年のテーマを書いたのですが、それは来年5THに向けて
着実に進行しています。自分を振り返り回帰する、大げさに言えばそのために
皆さんが‘復活’を果たすことも要求します。アーリーはそれに相応しく大切
な序章として、このジャスミサを有意義に演奏しなければなりません。今回の
演奏に楽譜にはないリピートを多様したのもそういった趣旨を含んだものである
ことも理解してください。
何れにしてもこれまで誰も演奏してこなかったユニークで且つ感動する演奏を
することは私達のステージをまたひとつ高めることにつながっていきます、
どうか皆さんの自由で生き生きとした演奏を会場に見せ付けてあてください。
2009年6月10日