『土の歌』に寄せて2 19期 尾崎 徹 |
土の歌を語る前に作詞者大木 惇夫について私達はある程度知っておくべきではないかと思います。彼の作品程彼自身のことはあまり広く知られていない中、彼の生き様なりを知っておくことは重要な事であり、またとても興味深いことだと私達は気付くでしょう。 彼の生い立ちを知ることでひとつの取っ掛かりが見出せればそれは一歩土の歌に近付いたことになります。ここでホームページ上から彼のことについてざっくりしたものを読み取って頂きましょう。 さて、彼の恋愛感はどうでしょう。ここに彼の代表作とその解説によって彼の人生を垣間見ることができます。 彼は、一生懸命生きてきた82歳の彼自身の人生を少しも悔いていないこと、愛しぬいた初恋の人との恋愛が真実であったことをずっと抱き続けながら、ある時はヒロシマ・ナガサキの原爆投下について、ある時は地の恵みと大地の偉大さについて切々と語り始めました。その集大成が「土の歌」であることは紛れもない事実であり、その下地には自らの戦争体験とはかない恋愛の顛末があったからだと言っても言い過ぎではないでしょう。 私自身、彼のことをもっと良く知りたいと考え、3/25に彼の作品をカンタータとしてオーケストラで再現する試みに参加しています。 |