| 十六期の黒井です。
5月に関西で陽ちゃん先生の墓参りと同期会を開催しました。
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六甲山系の山々は梅雨前の短い間を風渡る明るい緑で迎えてくれました。
源義経の伝記で鵯越の逆落としとして知られる地名の駅は、急な谷間に有るかわいい無人駅でした。
少しだけみんなの健康を考えて 見晴らしの良い所にしてくれたのでしょうか。駅からずーっと細い坂道や歩道を登っていくと……でもまだまだです。
卒業した年齢のダブルスコアを越え、日頃なまっている身を先生は少し鍛えてくれました。
17期の武田君の案内で迷うことなく着きました。
すばらしく見晴らしの良い、そしてその分だけ登ってきた道の上には涼しい風がありました。
到着して汗を拭う間もなく、早速幹事が準備よく用意した軍手を配るやら、草を入れる袋を広げたり、水で洗ったり―――で 周りがきれいになりました。
「先生は洗礼を受けていたんだ」とか「お数珠を持ってこなくて良かった」と言う者。
でもセレモニーとしてお線香を一人ずつ手向けました。
その後、ベースの元パートリーダー指揮により法政校歌と夜の歌が山々に響きました。(学指揮はどこ?)
十六期の決まり事「女声は華麗に、男性は慎ましやかに」
歌い終わり、遠く流れる雲を見渡していると 山の上ではなく、岬から海原を見下ろしているような不思議な気持ちになります。
しかし、ただでは済まない十六期、作詞家の阿久悠が「一九七〇年代はみんな自分の個性を誇ることが出来たのである」と言っているようによく言えば個性豊かなでも取り扱い注意のメンバーを幹事は良くまとめてくれました。
その幹事さんが選んでくれた宿は、こじんまりとしたでもしっかりサービス。
さすが有馬温泉 一部屋に一台マッサージチェア、いまどきの旅館はこうでなくちゃ。
夕食までのゆったりした時間を、折角だから湯につかろう と、同室の皆と最上階の大風呂へ。
既に別室のメンバーは内風呂から見晴らしの良い展望風呂へ出て歓談中。
日差しは少し傾いて、涼しい風が湯につかった体に心地良い。
開放感のなせるわざか ここを何と二時間も占領して、露天風呂での話題も尽きないこと。
他のお客さん、内風呂の扉を開けては諦めて戻っていく人も有り、あー16期(あくまでも男湯でのできごとデス)
もちろん宿の夕食はお楽しみですが、やっぱり出ましたカラオケ。
往年?のテナーやバリトンが・・・・・
そしてピンクレディーも本物より一足早く再結成。
十七期の畑くんは(知っている人しかわからない)アカデミー時代の物まねで大うけ など雰囲気わかります?
二次会は部屋でグラス片手に またまた積もる話を。
アカデミアン同士の結婚秘話やマッチメイカーの活躍など、今だから(そして成就したから?)話せることで大いに盛り上がり―――大人になるって楽しいね。
でも「すみれコード」12時にはみんな良い子で おやすみなさい。
翌日 片付けにきた仲居さんが「アッらー すっごい持ち込み」という苦情も 元責任者がきっちり引き受け、一行は宿をそそくさと後にしたのでありました。
さて有馬温泉は歴史が古いだけに、停車場近くのおみやげ物屋さんは古き良き時代の雰囲気を残していました。
焼きはんぺんやみたらしを売っている店などもこじんまりしていて、どことなく懐かしいのです。
バスはそこから三宮まで、こんな高い所に来ていたのかと思うほど山道を大きくカーブしながら下る、下る。
元町に着いた一行は 全国コンクールで思い出深い「神戸」の中華街で昼食を取った後、解散となりました。
西へ行く人 残る人、そして東へ帰る人。
大学時代に〈鮮烈に残る時間を共有した者たち〉だけがわかる、何かを確認した思い出い深い旅行でした。
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黒井 です
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